犬の体の臭いには理由がある?臭い病気予防!!
愛犬の体臭の臭いに困っている飼い主さんは、意外と多いようです。犬の体臭は、ちょっと注意すれば改善されるものから、病院での治療が必要なものまであります。
犬の体の臭いがす原因なのかを飼い主さんがしっかりと注意する必要があります。
そこで今回は犬の体の臭いの原因や対策などについてお話ししましょう。
犬の体の臭いの原因は一体なに?ドックフードや毎日の生活に関係がある!!
犬以外でも動物には独特の臭いがあります。
犬のにおいには個体によってかなり違いがあります。では犬が臭ってしまう原因はあるのでしょうか。おもに犬が臭ってしまう原因は3つあります。
『体臭』 『口臭』 『排泄物臭』
この3つが愛犬が臭ってしまう主な理由なのです。
◼️体臭
犬のにおいの一番の原因は体臭です。
犬も人間と同じく汗をかきます。犬には二種類の汗があり、運動をした後に出てくるサラッとした無臭の汗ともう一つは匂いのある汗があります。この臭いがする汗がフェロモンや個体識別の枠割を果たしていて、犬独特のにおいを発する原因となるのです。
臭いのある汗は、人の場合ですとわきや耳の中などの限られた場所からしか出てきませんが、犬の場合は全身にあります。こうして犬独特のにおいが発生するんです。
◼️口臭
犬の口臭の原因は、歯周病などの「口内トラブル」がほとんどです。特に歯の隙間や口腔内が狭い小型犬や短頭種は、歯磨きなどのケアが難しく、口内トラブルを起こしやすいと言われています。さらに老犬になると長年の蓄積で歯石が沈着してしまい高齢になればなるほど口内環境を清潔に保つことが難しくなります。
犬の歯周病の確率は3歳以上で80%にもなると言われております。
◼️排泄物臭
人間もそうですが犬も同じく食事やおやつなどで排泄物の臭いはかわります。
穀類の多い食事を与えると便が臭くなることがあります。タンパク質も与えすぎると小腸で消化・吸収しきれず、その結果大腸に残った未消化物の影響で便がくさくなる場合があります。便に未消化物が多く残っていると食糞の原因になることもあります。
どうしても臭ってしまう犬の臭い対策はあるの?
では、犬の体の臭いを防ぐ為にはどの様な対策をしたら良いのでしょう。
・シャンプーを定期的にする
犬の体を清潔に保つ為には定期的なシャンプーをしましょう。定期的にシャンプーをする事で臭いを減らすことができます。シャンプーの頻度は月に1~2回程度を目安に定期的に洗ってあげましょう。その犬の運動量や被毛の状態によって回数やタイミングは変わります。
シャンプーをする上での注意点は、刺激の強いシャンプーや洗いすぎは、皮膚のバリア機能までも洗い落としてしまう原因になり、その結果皮脂分泌が過剰になり反対に臭いが強くなってしまうので気をつけましょう。シャンプーの後は、雑菌が繁殖しないようしっかりと乾かしましょう。
・毎日の歯磨き粉
犬は歯垢や歯石がつきやすいため、歯石に変わる前のケアが重要です。犬用の歯ブラシを使い、できれば毎食後に歯磨きをしましょう。口の臭い対策になります。歯磨きが嫌いなワンちゃんデンタルガムや歯磨き粉のおもちゃなどがあります。上手に口腔ケアグッズを取り入れてみるのも1つの方法です。
・食生活改善
ドッグフードやおやつも排泄物臭の原因になります。消化しやすいものに替えることで体臭を減らすことができます。ドッグフードの種類によっては歯につきやすく、歯石ができやすいものや口の臭いを強めてしまうものがあります。またフードが体に合わない場合も、消化不良による胃腸のトラブルで臭いが発生しやすくなります。
まとめ
今回は犬の体の臭いについてお話ししました。
犬の体の臭いの原因は
①体臭
②口臭
③排泄物臭
これらの3つが主な原因となります。
可愛い愛犬を守る為にもひごろからの犬の健康状態をチェックしましょう。
あまりにも、体の臭いが酷い場合は一度主治医に診てもらいましょう。