太りすぎの犬はダイエットが必要です。犬も人間と同じで太りすぎていると体への影響が心配されます。
しかし、むやみに食事量を減らしてはいけません。犬の肥満の原因を知って、原因にあった対処法をしていきましょう。
●犬の肥満の対策
犬の肥満の原因がフードの与え過ぎです。
人間が食べるものを与えていませんか?おやつを与え過ぎていませんか?与えているフードの量は適切ですか?
こういったことが肥満の原因になります。
肥満対策のためには食べものの与え方の見直しが大切です。
・人間の食べ物は与えない
人間が食べているものは塩分や脂肪分が多く、犬に与えるとカロリーの取りすぎになってしまいます。また、たまねぎやチョコレートなど犬が食べると危険なものもあります。すでに人間が食べるものをもらうことが習慣になっている犬は、与えることをやめると激しく吠えることがありますが、犬の健康を考えるならここは我慢しましょう。
・フードの量を減らす
フードのパッケージには体重別や犬種別のフードを与える適正量が記載されていますが、記載されているものはあくまでも目安です。代謝量などによって必要とするフードの量は違うので、与えているフードの量が多いと感じるなら少しだけ減らしたみましょう。適切な量には個体差があるので獣医さんに相談をしてください。
・ダイエットフードに切り替える
普通のフードの量を減らすと、犬が必要とするタンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が不足する心配があります。ダイエットフードは犬が必要とするタンパク質などの栄養素はきちんと摂れるように設計されており、それでいて低カロリーです。
急にフードを変える犬が食べなくなってしまうことがあるので、その場合は今まで食べたいたフードを少しだけ減らして、その分ダイエットフードを混ぜて与えてみます。少しずつ今まで与えていたフードの量を減らして、ダイエットフードを与える割合を増やして、最終的にはダイエットフードのみにすることが目標です。
・かさを増やす
ゆでたキャベツやニンジンなどを加えてかさを増やすと満足感が生まれます。与え過ぎると消化不良を起こすことがあるので、与え過ぎには気をつけてください。たまねぎ、ナッツ、ぶどうなどは犬に与えてはいけない食べものなので、こういったものには気をつけてください。
・おやつの与え方を考える
与えているフードの量や内容に問題がないのに太っている場合は、おやつを与え過ぎている可能性があります。おやつをいきなり与えなくなってしまうと催促して吠えることが多くなる可能性があるので、少しずつ減らしていくようにしましょう。また、おやつを与えたらその分フードを与える量を少なくします。
●犬の肥満対策におすすめフード
・ロイヤルカナン満腹感サポート
ロイヤルカナン満腹感サポートは、低脂肪・高食物繊維のフードです。食物繊維によって満腹感が保たれて、おねだりの頻度が少なくなることも期待できます。犬に必要なタンパク質、ビタミン、ミネラルを補給できるように調節されています。
・サイエンスダイエット減量サポート
サイエンスダイエット減量サポートは、品質にこだわった原料を使ったカロリー控えめなフードです。サイエンスダイエットを販売するヒルズには、220人以上もの獣医師、栄養学者、食品科学者が在籍をしていて、日々製品の開発や改良に取り組んでいます。
●まとめ
おねだりされると人間が食べているものやおやつを与えたくなりますが、与え過ぎは肥満を招いて犬の健康に影響を与えます。健康的に長生きするためには、適切な体重管理をすることが重要です。かわいい愛犬に健康で長生きしてもらうために、フードやおやつの与え方に気をつけたいですね。