台風などの自然災害が原因で起こる停電は、
誰もが予期しない大きなアクシデントです。
特にマンションなどの
集合住宅に住んでいる人にとって、停電は
一見、電気と無関係に見えるようなことでも
実は大きく影響することがあります。
そこで、あらかじめ
停電による影響と対策を知っておくと、
あなたとご家族の身を守ることができます。
いつどこで発生するか予測のできない
自然災害と停電について、
しっかりと対策しましょう。
台風で停電したときに家の中で発生するトラブル
停電で電気がつかない
当たり前ですが、
停電すると一切の電気がつきません!
特に、窓がない部屋や
マンションの共用部分の廊下は
元々の灯りが少ないため、
夜になると真っ暗になり危険です。
停電で電気がつかないときの対策
懐中電灯は防災グッズの必需品です。
予備の乾電池も準備しておきましょう。
災害情報を入手するために、
防災用の手動式発電機能や
ラジオがついた懐中電灯があると
さらに安心ですね。
停電でガスコンロやガス給湯器が使えない
電気でコントロール制御されている
ガス機器が使えなくなります。
停電でガスコンロやガス給湯器が使えないときの対策
電気を使用せずに火を使える
カセットボンベ式のガスコンロがあると便利です。
停電で水が出ない
停電と水がどのように関係するのか
不思議に思うかもしれませんが、
マンションは給水設備として
ポンプを使用している場合が多く、
停電するとポンプが止まってしまいます。
そのため、断水になる可能性があり、
トイレの水が流れなくなるなどの
トラブルが発生します。
停電で水が出ないときの対策
断水になって、
トイレの水が流せなくなった時のために、
飲料水の買い置きや簡易トイレの準備、
お風呂の湯船に水の汲み置きなどをして
水を確保しておきましょう。
また、断水時に
水の元栓を開けっぱなしにしておくと、
断水が復旧したときに
水が流れっぱなしになります。
その場合、
漏水事故が起こる可能性がありますので、
断水したら全ての水栓を
止めることを忘れないでください。
固定電話が使えない
電気コンセントに差して
使用する電話機は使えなくなります。
家族の安否が心配で電話する時は、
自宅の固定電話ではなく
携帯電話にかけることをおすすめします。
火災に注意しよう
もし、停電する直前まで電気ストーブや
アイロン、ドライヤーなどを使っていた場合、
すぐに電気プラグをコンセントから抜いて
器具のスイッチを切りましょう。
使っていた状態のままにしておくと、
停電が復旧した時に火災が起こる恐れがあります。
体調管理に注意しよう
電気が停電している時は、扇風機やエアコン、
ストーブなどが使用できなくなります。
特に小さな子供や高齢者など、
体温調節が難しい方は、
夏の熱中症や冬の風邪などに
十分注意してあげてください。
台風で停電したときのマンションの建物で発生するトラブル
普段、何気に利用している
マンションのエレベーターやオートロックドアは
全て電気で作動しているため、
停電が起こると使用できなくなります。
他にも機械式の駐車場や宅配ボックスなど
一戸建ての家にはない電気設備がたくさんあり、
これらも全く使用できなくなります。
マンションの共有廊下の電気もつかず夜は真っ暗。
給水ポンプで水を送る設備のマンションでは
断水になるなど、
日常生活への影響は計り知れません。
停電でオートロックドアや電気錠が使えない
停電すると、
ドアが施錠されたままになるマンションと
自動的に解錠するマンションがあります。
施錠されてしまった場合は、
操作盤に鍵を入れて回しても
扉は開きません。
カード式などの非接触キーも
同じように扉は開きません。
停電でオートロックドアや電気錠が使えないときの対策
ドアが施錠されて開かない場合は、
ドア自体に鍵穴がある扉から出入りしてください。
また、自動ドアの種類によっては
停電しても手で開けられるドアもあります。
停電したらインターホンが使えない
マンションの玄関先や各部屋の玄関から
インターホンで呼び出しができなくなります。
マイクを使った館内放送もできなくなります。
停電したら機械式駐車場が使えない
マンションの駐車場が機械式の場合、
車の入出庫ができなくなります。
特に、地下ピット型の駐車場の場合、
ピットに入り込んだ雨風を
排水するポンプも停止します。
停電したらエレベーターが使えない
停電したらエレベーターは使用できなくなります。
非常用のエレベーターは、
火災時に消防隊が消火や救出活動に
使用するためのものですので、
マンションの居住者は階段を利用しましょう。
台風で停電したときのために備えておく非常用防災グッズ
\楽天市場で一番売れている防災セット/
防災士が被災者の意見をもとに考案した
防災セットです。即納可能!
女性や高齢者の方も持ちやすい重量なので
緊急時の持ち運びも安心です。
台風などの自然災害で最も危険なのは、
建物の倒壊、火災・ライフラインの停止など
二次災害です。
台風による停電のために
予期せぬ事故が発生し、
さらに大きな被害をもたらすことも・・・。
台風などの災害が発生すると、
道路やライフラインが寸断されて
被災地以外から緊急物資を届けようとしても、
物資や情報の流通がままならず
届くに届かない状態が続くことがあります。
公的機関や有志による救援物資の受入と
供給体制が整っても、
実際に被災者の元に届くまでは
しばらく時間がかかり、
都市部の人口の多さによって
必要な物資が必要な人に行き届かないことも。
防災グッズには、生き延びるための
食料や水を準備するのは当然ですが、
食料や水は自治体の災害対策や
救援物資からも援助があります。
だからこそ、
非常事態に備えておくべきものは
何かを考えることが大事です。
生きるために必要最低限なグッズとして
どのようなものを準備しておけば良いのでしょうか?
まとめてみましたので、
ぜひ参考にしてください。
非常用持ち出し袋に準備するもの
●懐中電灯
●ポータブルラジオ
●保存食(レトルト食品、乾麺、缶詰、フリーズドライ食品など)
●飲料水一人一日3リットル
●救急セット
●簡易トイレ
●防災頭巾(三角巾)
●ホッカイロ
●保冷剤(一撃で凍るタイプ)
●ウェットティッシュ(お風呂に入れない時も役立ちます)
●笛
●アルミ温熱シート
●水に流せるポケットティッシュ
●使い捨てマスク
●滑り止め加工付き軍手
一家に1セット準備するもの
●簡易ガスコンロ(カセットコンロとガスボンベ)
●モバイル機器用充電セット
●ブルーシート
●食品用ラップフィルム
●紙コップ
●ガムテープ
●非常用給水ポリバッグ(バケツ)
これらの防災グッズを1つずつ
買い集めるのは大変です。
それに、どんなものを選んだら良いかも
不安ですよね。
そのような方は、実際に防災のプロである
防災士さんが被災地の声を参考にして考案した
防災セットを準備することをオススメします。
実際に災害に遭われ苦労された被災者の方の
生の意見を反映した防災グッズが揃っていますので
ご家族の分までしっかり揃えておきましょう。
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