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猫の肥満の原因と対策を考える。猫の健康のために!

ペット
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ぽっちゃりした猫はかわいいですよね。でも、ぽっちゃりしすぎていると猫の健康面が心配です。健康的に長生きしてもらうためには、肥満対策が必要です。
まずは、猫が肥満になってしまう原因を知りましょう。原因を知ってその原因を取り除くことで、健康的な体重に近づいてきます。

●猫の肥満対策

猫の肥満の原因には次のようものが考えられます。考えられる原因にあわせて肥満対策をしていきましょう。

・運動不足
摂取したエネルギー量よりも消費するエネルギー量が少ないと、余ったエネルギーが脂肪として蓄積をします。運動量が少ないと消費するエネルギー量が減ってしまいます。
人間でも肥満になると体が重くて動くのがおっくうになってきますが、猫の場合も肥満になると動くことがおっくうになり、さらにエネルギー消費量が減って肥満になるという悪循環になります。

・食べ過ぎ
かわいいからとついフードを与えたくなりますよね。適量なら問題ありませんが、猫の運動量や年齢にあわない量を与えてしまうと、摂取カロリーが増えてしまいます。摂取したエネルギー量が多く、消費するエネルギー量が少なければ、余ったエネルギーが脂肪としてたまります。
普段のフードを与える量だけでなく、おやつを与え過ぎていないか注意が必要です。

・不妊去勢手術
不妊や去勢手術をすると、基礎代謝が落ちてきます。基礎代謝が落ちることで、これまでと食べる量が変わらなくても太りやすくなります。

・老化
人間の場合、年齢を重ねると基礎代謝が徐々に落ちてきて、若いころと同じ量を食べても太りやすくなります。<猫も同じで加齢に伴い基礎代謝が落ちてきて、これまでと同じ量のエサを与えているとエネルギーを消費しきれずに脂肪がたまってきます。>

では、どんな対策をしたらよいのでしょうか。

・運動量を増やす
エネルギーが余って脂肪とならないように、消費エネルギーを増やす必要があります。猫じゃらしなどおもちゃを使って動く機会を作ったり、キャットタワーなど猫が遊べるものを設置してあげると、動く量が増えて消費エネルギーが増えます。
ただし、太りすぎの猫が激しく動くと心臓に負担がかかるので、太りすぎの場合は猫の様子を見ながら運動させてください。

・食事量を減らす
猫にとって必要なエネルギー量を計算して、それ以上は与えないようにします。年齢や運動力を考慮して、与えるフードの量を調整してください。<獣医さんと相談をするとよいでしょう。肥満気味ならおやつは控えるようにします。おやつは嗜好品で、総合栄養食を必要量与えていれば、おやつを与えなくても猫にとって必要な栄養素が不足する心配はありません。

●猫の肥満対策におすすめフード

<肥満対策のためには食事量を減らすことが大切ですが、食事量を減らすと猫にとって必要な栄養素が不足してしまう心配があります。>そのため、肥満対策用のフードを与えることがおすすめです。そこで、おすすめフードを2つ紹介します。

・ウェルネス 体重管理用
主成分には骨抜きチキンを使用しています。体重管理のために低脂肪、低カロリーで作られており、食物繊維も配合しています。脂肪分とカロリーは抑えながらも高タンパクです。

・ピュリナ ワン キャットフード 避妊・去勢した猫の体重ケア
避妊・去勢をした仔猫なら老猫までに対応をしています。高タンパク、低脂肪、低カロリーな設計で、猫に必要な栄養素をバランスよく含んでいます。

●まとめ

かわいい愛猫には長生きしてもらいたいですよね。<長生きのためには体重管理が重要です。>猫が肥満気味のようなら、運動力を増やしたり与えるフードの量に気をつけたりして、体重管理をしていきましょう。
猫は自分から積極的にダイエットはしてくれないので、飼い主さんがきちんと体重管理をしてあげたいですね。