冷やし中華と冷麺の違いって何か、気になったことはありませんか?
夏に食べたくなる冷たい麺類と言えば冷やし中華や冷麺ですよね。
同じ冷たい麺類ですが、冷やし中華と冷麺って何が違うか気になったので
調べてみました。緬や、味の決め手となるスープは何が違うのか書いてみようと思います。
冷やし中華
冷やし中華は、昭和12年、仙台の中国料理店の組合で夏用の冷たい
メニューとして考案された日本生まれの麺料理です。
中国では冷やし中華のことを 日式冷麺 なとど呼ばれたりするようです。
小麦粉が主な原料である中華麺をゆでて、その中華麺の上に錦糸玉子や
ハム、きゅうりなどを盛り付けて頂く、夏の定番メニューです。その他の
人気の具材は、かにかまや、もやし、食物繊維がたっぷりのキクラゲを
トッピングしたり、紅ショウガや、ゆで卵、チャーシューも人気の具材に
なります。
変わり種の具材としては、鶏ひき肉や、豚バラ肉、牛肉、サラダチキン、
ゴーヤ、なす、ピーマン、シソ、みょうが、などがあります。
変わり種のトッピンは、ローストアーモンド、キムチ、食べるラー油、
納豆、生卵、も人気がありようです。
たれは、定番は酢醤油ベースの冷たいスープや、ゴマたれのスープで、
好みのたれをかけて頂きます。
冷麺
冷麺は、韓国式焼き肉店などにおいてある韓国冷麺といわれるものです。
そば粉、でんぷん、小麦粉が原料で作られた麺の上に、焼き豚、ゆで玉子や
キムチ、リンゴ、スイカ、きゅうりなどを載せて、大抵は銀の器に入っいます。
味付けはちょっと辛めのキムチベースのものや牛骨、鶏がら、野菜などの
出汁でとった冷たいスープをかけて食べる緬料理です。
冷麺は、酸味と辛味が感じられるスープで、コシがある麺と、夏場に食欲が
湧かないときでもペロリと食べれてしまう冷やし中華と並んで人気の
メニューとなっています。
日本では、夏の定番メニュ―となっていますが、朝鮮半島では厳冬期に
食べる料理のようです。冷えた酸味のあるスープと歯ごたえのある麺を
オンドルで暖めた室内で食べるのが本場の食べ方のようです。
岩手県や大分県の韓国冷麺の麺は、小麦粉・デンプン・食塩・酒精などから
作られているため コシが強くて白い麺をしていますが、本場である朝鮮半島の
冷麺は小麦粉・デンプン・食塩・酒精などに加えてそば粉を加えているため
コシの強いやや黒っぽい麺をしています。
冷やし中華と冷麺 地域の差は何?
冷やし中華は地域によって呼び方が違い、
関東方面や東北方面では冷やし中華と呼ぶのですが、冷やし中華のことを
関西、四国、九州では冷麺とも呼びます。
冷やし中華も地域によって呼び方が異なるようで、冷やしラーメン、
冷やし中華そばといろんな呼び方があります。
北海道では、冷やし中華のことを冷やしラーメンと呼び、
西日本では冷やし中華を冷麺と呼ぶようです。
岩手の盛岡では盛岡冷麺が有名ですよね。盛岡で冷麺といえば100人中100人が
盛岡冷麺を思い浮かべるそうです。そして冷やし中華は 冷風麺 と呼ばれています。
冷やし中華にマヨネーズを入れる地域もあり、
福島や名古屋では、マヨネーズを冷やし中華に入れるのは普通です。
マヨネーズを入れると味が濃厚になるので、濃い味が好きな人はマヨネーズを入れてみると
美味しいと思うかもしれないです。
東海地方と東北地方のセブンイレブンやローソンでは、
冷やし中華にマヨネーズを添えてありますよ。
まとめ
夏の定番といえばやっぱり冷やし中華ですよね。関東では冷やし中華とよびますが、
関西では冷麺と呼んだり、北海道では冷やしラーメンと呼ぶことがわかりました。
関東でいう冷麺を関西で頼みたい時は、韓国式冷麺と言ってオーダーすれば、
関東でいう冷麺が注文できることもわかりました。
地域によってマヨネーズをかけることが定番となっていて、濃い味が定着
している地域ではマヨネーズが定番のようです。
冷やし中華と韓国式冷麺は緬の原料が違っているので、色合いも違いが
あるのですね。今年の夏は冷やし中華と冷麺を食べて、暑さを乗り切りたいですね。