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土用の丑のうなぎは一体いつから食べるようになった?

グルメ
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2019年の土用の丑の日は7月27日(土)です。

「そろそろ『うなぎ』の準備をしなくては…」
と考えている人もいるかもしれませんね。

日々の生活に忙殺されて
『うなぎ』のことなんてすっかり忘れていた
そこのあなたに朗報です!

土用の丑の日をうまく乗り切る方法を伝授します!

 

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土用の丑の日に『うなぎ』を食べる由来

土用の丑の日は土曜日ですね。

「土用」と「土曜」どちらも読み方は「どよう」ですが、
意味はまったく違います。

ちょっとしたウンチクを披露するためにも
「土用の丑の日」について説明します。

土用の丑の「土用」とは?

「土用」というのは、簡単にいうと
季節の移り変わりの時期のことを指しています。

厳密に言うと「立夏」「立秋」「立冬」「立春」の前
18日間のことをいいます。

ですので、本来「土用」というのは夏だけではないのです。

そして「丑の日」というのは、十二支に由来しています。

昔は日にちを十二支で分けて数えるという風習がありました。
安産祈願は「戌の日」に行くと良い、なんて言いますよね。
それも、日にちを十二支で分けて数える風習の名残です。

これらをまとめると、土用の丑の日というのは
「土用の期間」に訪れる「丑の日」ということになります。

土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのは?

さて、「土用の丑の日」の意味を知ったところで、
うなぎ』を食べるようになったのはなぜでしょう?

これは「江戸時代の巧妙なマーケティング手法」によるものなのです!

というのも、江戸時代にあたる1700年代後半に
「夏場はうなぎの売り上げが落ちて困る」と
ウナギ屋から相談された平賀源内が、

『丑の日にうなぎを食べると夏バテしない!』
と書いた看板を店先に立てるようアドバイスしたところ、
この案が大当たり!

この一件から「夏の土用の丑の日はうなぎを食べる」
という風習が広まったのです。

なんだか、今でいう
「ホワイトデー」や「恵方巻き」なんかと似ていますね。

江戸時代から300年経った現代のマーケティング手法と
消費者の行動は、大して進歩してないようです。

なんだかちょっと悲しくなりますね^^;

 

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土用の丑の日は「うなぎ」じゃない他の食材でもOK!?

さて、丑の日にうなぎを食べるというマーケティングがヒットし
日本の風習となるまでに広がった理由は
丑(うし)の日の「う」と、うなぎの「う」の語呂がよかったからなんです。

ということは、「土用の丑の日」の由来に合わせると、
「うなぎ」じゃなくてもOK!ということになります。

それならば、うなぎの手配が間に合わないのなら
「う」で始まる食材を探してみるのもいいですね!

「う」で始まる食材としてよく登場するのは
「牛(うし)」「馬(うま)」「烏骨鶏(うこっけい)」
「ウズラの卵」「うどん」「瓜(うり)」なんていかがでしょうか?

これらの中でも、栄養価が高くて美味しいものといえば、
やっぱりお肉!

「牛」「馬」「烏骨鶏」なんてお客様にも喜んでもらえそうです。

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土用の丑の日の対策 まとめ

「知人や上司と『うなぎ』を食べるお店の予約ができていない」
と焦っている人も、「う」の語呂合わせのテクニックで
「土用の丑の日」をうまく乗り切れます。

うなぎは高級でお値段も高くつきますので、
うなぎを食べる予算で、美味しい焼肉や馬刺し、烏骨鶏料理を食べる
というアイデアもなかなか捨てがたいですね。

お店の手配も楽にできますし、
土用の丑についてウンチクを語ることで教養人っぽく振舞えて、
烏骨鶏だけに一石二鳥ですよ!