クロース・コンタクト(Close Contact)とは
日本語で言う接触者、濃厚接触者、濃厚接触のことを指します。
新型コロナウイルスを終息させるために
「人との接触を8割減らそう」という行動が
推奨されていますが
具体的にどんなことに気をつければ良いのでしょうか?
私たちが実際に取り組めることを
まとめてみました。
人との接触を8割減らす具体的な方法
「人との接触を8割減らせ」といわれても
ピンときませんよね。
北海道大学院の西浦教授いわく
「ふだん10人に会っていたとしたら、
8人とは会わないようにするということ」
と説明されていますが…
政府の新型コロナウイルス感染症
対策専門家会議が提唱している
生活の中で具体的にできる10個のポイントを
ご紹介します。
ビデオ通話でオンライン里帰り
他府県への移動は自粛する流れにある今、
遠く離れた場所に住むご家族や親類とは
インターネットを使って画面越しに
顔を見ましょう。
スーパーは空いている時間に1人(少人数)でいく
最近では高齢者や妊婦さんなどに対し
優先的に買い物時間を設定している
スーパーなどがあります。
レジを並ぶ距離も1Mほどの間隔をおいて
線引きをするなど各店で工夫が見られます。
子供さんを連れての大人数での買い物が
問題視されつつありますが
各家庭でできることをやって
感染予防をしたいですね。
ジョギングは人の少ない時間と空いた場所を選んで1人(少人数)で
屋外で行うジョギングや散歩は
感染リスクが低いといわれています。
ですが、念には念を。
運動不足、ストレス解消のための
ジョギングや散歩は
人の少ない時間帯と場所を選んで行いましょう。
緊急でない買い物はネット通販を利用しよう
日常的な買い物は必要ですが
今すぐ必要でないものは少し我慢するか
人と会う機会を少しでも減らせる
ネット通販を利用するのも良いでしょう。
とはいえ、ネット通販で買い物をすると
物流業界で働く人たちが
ますます忙しくなってしまいます。
テレワークに切り替えることができない
仕事をされている方の感染リスクを考えると
「ネット通販を利用しよう!」と
大きな声でいうのも気が引けますね。。。
オンライン飲み会
巷で大流行りのオンライン飲み会。
飲食代は節約できるし、
着ている洋服やメイクも気にしなくて良いので
年代問わず受け入れられています。
同じ飲食店から同じ料理をテイクアウトして
それぞれの自宅で食べるというのも
料理の味を一緒に楽しめて面白いですよ!
定期受診は受診日を調整。診療はオンラインで
最近では、オンラインで病院の先生に
診察してもらえるところが増えています。
定期的な受診が必要な方は
受診日をズラすなどして人との接触を
できるだけ控えるようにしてくださいね。
院内感染にでもなれば大変です!
筋トレやヨガは自宅のテレビで動画レッスン
普段、スポーツクラブやジムに通っている方は
自宅でYouTube動画のレッスンを受けたり
ペットボトルのダンベルを使ったりして
工夫してみましょう。
無料動画でもたくさんのレッスンが見られますので
ご家族で取り組んでみるのもいいですね。
食事はテイクアウトとデリバリーで
このコロナ渦で飲食店の経営が見直されています。
持ち帰りやデリバリーサービスを取り入れている店が
どんどん増えています。
自宅で本物グルメの味を味わえるなんて
ちょっとした贅沢ですね。
仕事はテレワーク在宅勤務を推奨
医療・インフラ・物流など社会機能維持のために
通勤している方には本当に感謝です!
おしゃべりはマスクをつけて
楽しいおしゃべりは感染拡大の原因の1つです。
親しいお友達と会話するときも
お互いの感染予防のため
マスクは着用していましょう。
近所で見かけた危険な濃厚接触
保育園の子どもたちとお迎えのママたち
大人は「マスクを着用する」ことが当たり前
となりつつありますが子供はどうでしょう?
私の見た危険な濃厚接触の現場では
自転車カゴに乗っている子供は
誰もマスクをしていませんでした。
もしかして、保育園の中でも
子供たちはマクスしていないの?
生協の共同購入のおばさまたち
軽快な音楽に乗って
マンションやそれぞれの家から
生協で買い物した荷物を
引き取りにきた主婦たち。
え?!
マスクしてないやん!?
家ではマスクをしていないから
つい忘れちゃったのかな?
でも、かなりの近距離で
人と顔を合わせますよね。
おしゃべりも止まらない様子だったけど
飛沫感染、気にならないのかな?
クロース・コンタクト(濃厚接触)を避けるために今できること まとめ
濃厚接触者の定義は
「1メートル以内かつ15分以上の接触」を
目安とされています。
1メートル以上の離れた距離での会話や、
15分以内の会話では感染しない
というわけではありません。
コロナ感染のリスクを下げるために
●飛沫感染対策としてのマスクの着用
●接触感染対策としての適切な手洗いや手指消毒
●三密(密集・密接・密閉)回避など
いろいろな手段があります。
今、私たちができることを
できるだけ忠実に実践して
感染拡大の終息にのぞみましょう!