「ねぶた祭り」日本人なら誰もが一度は耳にしたことがある、青森県の有名なお祭りです。
実は、ねぶた祭りは世界的にも有名なお祭りで、2017年にはハリウッドのクリスマスパレードでねぶたが運行されているんですよ!世界レベルとして素晴らしいクオリティを認められているお祭りといえます。
開催地は青森。本州の北端の地域での開催となるため、興味はあっても「場所が遠すぎて足が進まない」という方にも、ぜひ一度は行ってみてほしいお祭りです!
力強く、かつ繊細なねぶたのデザインを楽しむも良し、ハネト(踊り子)として祭りに参加するも良し、ねぶた祭りの楽しみ方は無限にあります。
今回は、初めてねぶた祭りに行くあなたへ、ねぶた祭りのスケジュールとアクセスのポイントについてご紹介します!
ねぶた祭りの最新スケジュールはこれで完璧!
ではさっそく、今年のねぶた祭りのスケジュールについてみていきましょう。
青森ねぶた祭は毎年8月2日から7日の計6日間にわたって開催されます。曜日に関係なく、毎年同じ日程で開催されますので旅行の予定を組みやすいですね。
ねぶたは最終日の7日を除いて夜に運行されます。青森の澄んだ暗闇に、大小さまざまの色とりどりに飾られた見事なねぶたが街に鮮やかな色を灯します。
2019年青森ねぶた祭りの運行スケジュールと見どころ
●前夜祭
時間:18:00~21:00頃
会場:青い海公園特設ステージ
●第71回浅虫温泉花火大会
時間19:30~20:40頃
会場:浅虫温泉
時間:19:10~21:00
子どもねぶたや担ぎねぶたが参加します。
大型のねぶたと合わせて30台ほどのねぶたがコースを運行します。
※子どもねぶた・担ぎねぶたとは、地域の子どもや学生たちや町会が作成したねぶたです。
8月4日(日)5日(月)6日(火)
時間:19:10~21:00
この3日間に運行されるのは大型のねぶたのみです。
大型のねぶたは大手企業など一般団体が参加し毎晩20台ほどが運行します。
青森ねぶた祭実行委員会事務局HPより引用
ねぶた祭りは色華やかで壮大なねぶたが練り歩くイメージがありますが、実は、ただ歩いて披露しているだけではないのです!毎年、参加したねぶた1つ1つに厳正な審査が行われ、ねぶた師がその技を競う場でもあるのです。
ねぶたの審査は8月2日〜5日の運行中に行われ、5日の夜の運行が終わったあとに受賞チームが発表されます。
そして翌日6日には、受賞したすべてのねぶたが一堂に会し、観客にお披露目されます。
受賞した山車の正面には誇らしげに賞を勝ち取った額縁が飾られます。
6日は特にクオリティの高いねぶたがまとめて観られるとても貴重な日なのです。
●最終日
時間:13:00~15:00
大型ねぶたの運行(約20台運行予定)●第65回青森花火大会・ねぶた海上運行
時間:19:15~21:00頃
会場:青森港
最終日は、青森の短い夏を最高に盛り上げる、ねぶた祭りの盛大なフィナーレの日です。
この日だけは13:00~15:00のお昼に運行があり、19:15から、海上運行が始まります。
ねぶたは最後に海を飾るのです!
受賞したねぶた6台は台船に乗せられ、青森港を運行します。
想像してみてください…!
真っ暗な田舎の夜空、墨汁のように暗く、静かな水面に
壮大で迫力満点のねぶたがくっきりと映り込み、光り輝くのです!
さらに、これだけではありません!!!
同じ時刻に青森港では「青森花火大会」が開催されます。1万発以上の大輪の大花火が打ち上げられ、海上に輝くねぶたをさらにキラキラとひきたてます。
真っ黒な夜空と海の海面に照らされたねぶたと大輪の花火は
ファンタジーのようでもありSFの世界のようでもあり
まるで異次元の世界を見ているように幻想的で素晴らしいものです。
ねぶた祭りへのアクセスで注意すること
ねぶた祭当日、多くの観光客は車で来ます。
そのため交通機関はとても混雑します!
おまけに運行時間近くになると交通規制が入るため、ますます車での移動がスムーズにいきません。
青森県の総人口は約28万人。一方、ねぶた祭りに訪れる観客は何と約300万人!!!
青森の交通機関は300万人が一気に訪れるようには出来ていないのです…
そのため、車で現地に向かうなら特にアクセスには気をつけた方がいいですよ。
夜の交通規制と渋滞は絶対に引っかかります!
駐車場も満・満・満車の恐れがあります。
予定通りにいかないという覚悟を持って行く方がいいです。
では、車で行く場合の穴場駐車場をご紹介します。
会場周辺のおすすめパーキング(交通規制区域の外)
時間的に余裕がある人は運行エリアに早めに行って、会場周辺に駐車場をキープしてしまいましょう。せっかく青森に来たのですから、車はパーキングに停めて、徒歩で青森市内を散策していろいろな青森を楽しんでください!
運行コースまで徒歩15分程度に位置します。朝早くから利用できるので便利です。
営業時間:8:00〜22:30
夜間料金:630円(22:30〜8:00)
料金体系:〜1時間まで210円、以降30分ごと100円
こちらも運行コースまで徒歩15分程度と比較的近い駐車場です。
営業時間:11:00〜23:00
料金:500円
新青森駅周辺のおすすめパーキング
あなたがもしホテルに泊まるのであれば、会場から少し離れたとしても、駅に近いホテルをおすすめします。中心地のホテルは数が少なくすぐに埋まってしまいますが、駅の近くのホテルであれば電車を使って簡単に移動できます。
ただ、大都会と違い電車の本数が多くはありませんので、終電の時間には注意してくださいね。
ここでご紹介するのは、新青森駅(青森駅から電車で約5分の駅)近くにある駐車場です。
900台以上が駐車できる大きなパーキングです。
営業時間:5:30〜24:00
最大料金:1000円/1泊
料金体系:入庫後30分無料、〜1時間まで210円、以降30分ごとに100円
★新青森駅南口駐車場
収納台数は70台程度ですが、駅のすぐ近くにあり利便性が抜群です!
営業時間:5:30〜24:00
最大料金:1000円/1泊
料金体系:入庫後30分無料、〜1時間まで210円、以降30分ごとに100円
まとめ
青森ねぶた祭りへのアクセスは車も電車も大変混雑しますが、毎年恒例のことですので前もって対策を考えておくことが大事です。
「青森ねぶた祭りは混雑するから観に行かない」なんていうのはもったいないことです!
本当に価値のあるお祭りだからこそ、全国、そして世界中からはるばる300万人もの人々が集まるのです。
人生に1度は体験したい青森ねぶた祭り。
ぜひ、この夏は青森に足を運んで青森ねぶた祭りを満喫してくださいね。